
今のクルマもだいぶ古くなってきたし新車に買い換えたいな。でも年齢的に新車を買うのはハードル高いかな。

あなた、カーリースはどうかしら。月1万円から乗れるって聞いたわ。

カーリース? たしかに気になるんだけど契約内容がすごく複雑で分かりにくいんだよね。誰か分かりやすく解説してくれないかな。
こんな悩みを抱えいる人いませんか?

実はこれ、うちの両親の話なんです。
確かに最近カーリースってよく聞きますよね。毎月1万円代から新車に乗れるとか、諸費用ぜんぶコミコミとか。
実際のところどうなのか、カーリースについて少し調べてみました。
で、調べた結果わかったことは、
カーリースってすごく複雑だということ。
あと、
月1万ではムリだということ。
最安クラス、しかも11年とかの長期のリース契約でだいたい1.5万くらいは必要になります。1万以下のケースはボーナス払いの併用だったりです。
それをふまえて、
カーリースという選択が果たして正解なのかどうか、さらにどのカーリースを選べばいいのかを決めるのはムズカシイ選択です。
ただそんな中でも、少なくとも両親にとって何が一番よい選択なのかということは結論づけできました。
結論を先にいうと
ホンダ楽まるを選びました。
Nワゴンの5年リース契約です。
今回のブログでは両親がなぜホンダ楽まるを選んだのか、その選択に至った過程などをお話します。
高齢でもう仕事はしてない人、
生活にはクルマが必要だという人、
できれば新車が欲しいという人、
つまり、私の両親と同じ状況だという人にとっては何かしら参考になるんじゃないかと思います。
よろしければお付き合いください。
カーリースの契約は分かりづらい
カーリースっていろいろあって、ほんと分かりづらいですよね。
どこのリース会社を選んだらいいのか、どんな契約を選べばいいのかは人によって違ってくるんだと思います。
人によって何を重視するのかは違いますからね。
例えば
- 月々の支払いをおさえたい
- 総額の支払いをおさえたい
- メンテナンスはお店に任せたい
- メンテナンスは自分でやりたい
- リース期間は短期間にしたい
- リース期間は長期間にしたい
- さいごはクルマをもらいたい
- さいごはクルマを手放したい
- 手続きはネットでシンプルに
- 相談できるお店がある方がいい
あげ出したらきりがないです。
カーリースはどんな人に向いている
そこでまずはじめに両親が今どういう環境で生活していて、どういう状況なのかをお話します。
- 地方で2人暮らし
- 父親80代(年金のみ)
- 母親70代(年金のみ)
- クルマ1台(10年以上経過)
- 新車がほしい
- 年齢的に購入は無理そう
- 余裕資金はほぼない
- 最寄り駅まで徒歩20分
- スーパーまで徒歩30分
- タクシーはほぼいない
カーリース契約という選択
地方にお住まいで収入の少ない高齢者、例えば収入は年金のみという人。こんな人が軽自動車を新車でリース契約することには多くのメリットがあります。
メリット
- 車があれば移動手段に困らない
- 新車なら故障リスクが少ない
- 最新の安全機能がついている
- 軽自動車なら維持費が安い
- リースなら頭金はいらない
- 月々の支払いを定額にできる
- 高齢者でも申込みできる
中には新車を購入することと同じメリットもありますが、下の3つはマイカーリース独自のメリットです。
収入の少ない人にとっては、お金の面でのメリットは特に大きいはずです。
両親もこの点に大きなメリットを感じたようでマイカーリースの選択を決断しました。
リース会社ってどういうところ
オリックスカーリースは有名ですよね。
それ以外だと、有名な会社が別事業としてマイカーリースの取り扱いを始めるケースが多いです。
例えば、トヨタ、日産、ホンダなどディーラーがマイカーリースの取り扱いを始めました。呼び名はマイカーリースではなくサブスクとなっていますが、中身は同じです。
その他ガソリンスタンドもマイカーリースを扱っています。
それだけマイカーリースを利用する人が増えてきているということなんでしょう。
ガソリンスタンド系
- コスモMyカーリース
- ENEOS新車のサブスク
- 出光オートフラット
ディーラー系
- KINTO(トヨタ)
- 楽まる(ホンダ)
- ClickMobi(日産)
老舗・大手系
- オリックスカーリース
- Carsma(三井住友オートサービス)
- ピタクル(三菱オートリース)
ベンチャー系
- MOTAカーリース
- 定額カルモくん
- SOMPOで乗ーる
- ニコニコカーリース
- リースナブル
- NORIDOKI
- MINT
どこのリース会社にすればいい

どこのリース会社を選べばいいのかな?
何を重要視するかで決めます。
両親の希望は以下の通り
- 相談できるお店がある方がいい
- メンテナンスもお店に頼みたい
- ネットでの手続きはむずかしい
- 年齢的に短期リース契約がいい
- さいごに車が欲しいとは思わない
- 免許返納やもしものことが心配
- 月々の走行距離は少なくていい
とくに相談できる窓口というか、お店が実際に自宅の近くにあるかどうかは重要なポイントです。
地元でのいろいろな付き合いもあるし、気軽さとかもあるのでしょう。ネットでの手続きに慣れていないので人のいるお店でいろいろ話を聞きながら契約したいとのこと。
年齢的にも長期間でリース契約をする気にはなれないし、最終的に車を自分のものにしたいという考えはないようです。
さらに免許返納やもしものことを考えると、違約金なしで簡単に解約できるほうがいいとのこと。
月々の走行距離は少なくてかまいません。クルマで遠出なんてしないわけだし、せいぜい自宅近くのスーパーへ買い物へ行ったり病院へ行ったりだけですから。
というか年齢的なことを考えると逆に遠出はしてほしくないというのが身内としての本音です。
これらのことを考慮して2つのリース会社を選びました。
2つともお店が自宅近くにあり、普段から利用している馴染みのあるところです。
- ホンダ楽まる
- オートフラット
ホンダ楽まるの特徴
- いつでも相談できるので安心
- クルマ返却時に30万円まで免責
- クルマ返却時に残価を保証
- 任意保険は個別に契約可能
いつでも相談できるので安心
車検代、税金、メンテナンス費用などが月々のリース料に含まれています。
リース契約や相談についてはもちろん、日々のメンテナンスや車検などクルマに関するすべてのことはホンダのお店にお任せできます。
お店の人と顔なじみになっているというのは何かと安心できますね。
自動車メーカー大手のホンダならではの信頼と実績が大きなメリットです。
クルマ返却時に30万円まで免責
リース契約はクルマの原状回復が基本です。
なので、クルマを返却するときに追加でお金の支払いがあるんじゃないかと心配ですよね。
楽まるならクルマの返却時に30万円までは免責となります。
30万円は大きいです。
返却する時に、ここに傷があるからとか、ここに汚れがあるからとかで追加でお金を支払う必要はないということです。※30万円分まで。
その分月々のリース料金は割高になるでしょうが、リース期間中に安心してクルマに乗れるのはメリットです。
クルマ返却時に残価を保証
リース契約するときにはクルマの残価というものを設定します。
残価とは下取り価格みたいなもの、リース契約が終わったときにそのクルマがいくらで売れるのかという予想価格です。
あくまで予想の価格なので、予想価格と実際の価格が違ってくることもあります。
リース契約(※)では、この価格のズレを契約者(あなた)が負担する必要があります。
でも楽まるでは残価を保証してくれるので、その必要はありません。つまり残価精算は不要なのです。
これもメリットですね。リース期間中安心してクルマに乗れますから。
※ここでいうリース契約とはオープンエンド方式のリース契約のことです。その他クローズドエンド方式のリース契約があります。
詳しくはこちらの記事を参考ください↓↓

任意保険は個別に契約可能
楽まるでは任意保険が月々のリース料に含まれていません。なので自分自身で加入する必要があります。
つまり自分の好きな任意保険を選択できるわけですが、これはある意味メリットだと思います。
保険って高いものから安いものまでピンきりだし、知人との付き合いで契約するケースもありますからね。
ちなみにホンダの指定した保険を契約して月々のリース料に含めることもできます。
※東京海上、損保ジャパン、三井住友海上の契約に限ります。
ホンダ楽まるはこちらから↓↓
出光オートフラットの特徴
- いつでも相談できるので安心
- 高齢者でも安心のサポート体制
- 終了時にキャッシュバック可能
- ガソリン代がお得になる
いつでも相談できるので安心
クルマやサービスのことで何か困ったことがあれば、オートフラット取り扱いサービスステーションで気軽に相談できます。
自宅の近くにこういうお店があると安心ですね。
オートフラット取り扱いサービスステーションは全国で約1,300ヶ所あるそうです。アポロステーションよく見かけますよね。
※2022年3月時点
高齢者でも安心のサポート体制
あんしんキャンセルサポート。
これは免許返納や免許取り消し、もしものことでやむなくリース契約を解約する場合の解約金が必要ありません。
あんしんキャンセルサポートはリース期間3~5年で契約された人全員に付帯されます。
高齢者でも安心して契約できます。これがオートフラットの大きなメリットだと思います。
申込みも80歳以下の人なら可能となっています。
終了時にキャッシュバック可能
公式サイトのよると、リース契約が終わったときにクルマを返却して約96%の人がキャッシュバックを受けています。金額は平均20万以上。
これはリース契約するときに適正な残価を設定しているからだそうです。
というか、かなり低めの設定額なので結果的にキャッシュバックがあるというカラクリなんだと思います。
その分月々のリース料は少し割高にはなりますが、リース契約が終わったときに、追加でお金を支払う可能性が低いので安心してクルマに乗ることができます。
イメージとしては前払いしたお金が戻ってくるみたいなものです。
ガソリン代がお得になる
ガソリンスタンド系カーリースの大きな特徴ですよね。
指定されたクレジットカードへの入会を条件にガソリン割引サービスがあります。
契約プランによって金額は違いますが、最大で1Lにつき7円の割引となります。月に100Lが上限となります。
オートフラットはこちらから↓↓
どの契約プランを選べばいい
楽まるとオートフラットのそれぞれでリース契約の見積もりをしてみました。オートフラットはマイメンテプランという中間グレードのメンテナンスプランでの契約です。
- 期間 5年
- 車種 Nワゴン
- グレード L STYLE+BITTER
- 距離 1,000km/月
楽まる | オートフラット | |
頭金 | 0円 | 0円 |
リース料金 | 28,537円 | 34,760円 |
支払い総額 | 1,712,220円 | 2,085,600円 |
5年後の残価 | 542,260円 | 336,000円 |
クルマは | もらえない | もらえない |
※2023.1時点
月々の支払いを見ると、楽まるのほうが安いですね。
ただオートフラットではリース契約が終わったときに約20万円のキャッシュバックの可能性があります。ガソリン割引もあります。
そのほかオートフラットではナビ、マット、ドアバイザーがあらかじめセットされています。
これを考慮すれば、楽まるとオートフラット、この2つに大きな差はないのかなとも思います。
※2023.11時点ではオートフラットはサイトでの見積もりができなくなっています。店頭での契約のみの取り扱いに変更したと予想されます。
カーリース契約してみよう
結果的には、楽まるを選びました。
Nワゴンの5年リース契約です。
一番の決め手は何だったのかというと自宅の近くにホンダのお店があること、あとはホンダという会社に対する愛着だといってました。
月のリース料金で比べれば楽まるより安いところもあります。それに楽まるはリースを解約したときに違約金がかかります。
そういうデメリットを承知したうえでの選択です。
結局のところリース料金やオプションの内容などで決めたというよりは、気持ちの面で安心できるから決めたということです。
周りからあーだ、こーだといわれて悩むより、自分が納得できるものを選ぶというのもありかと思います。
両親はたまたまホンダを選んだわけですが、例えばトヨタが好きな人はトヨタを、ニッサンが好きな人ニッサンを、そんな感じで選んでもいいんだと思います。
カーリースなら仕事をしていない高齢者でも新車に乗ることができます。安全性能の高い新車で快適なカーライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
トヨタのカーリースはこちら↓↓
ニッサンのカーリースはこちら↓↓
コメント