
タクシーってワンメーターだと何となく乗りづらいです。乗った時に嫌な顔されたりしませんか? 近くてすみませんはいう必要ありますか?
こんな疑問にお答えします。
タクシーに乗るときに目的地がすぐ近くであることについて書いていきます。
ドライバーの本音やドライバーからイヤな顔されないためのちょっとした方法を紹介したいと思います。
おもにタクシーに乗り慣れていない人に向けた記事内容になっていますので、よろしければお付き合いください。
ワンメーターで乗るのはダメ?
ダメなわけありません。
近くてすみませんは要らないです。
前提としてタクシードライバーは例外を除き、どんな時でも乗車拒否できません。
つまり、遠慮なく乗ってください、
ってこと。

でも定員オーバーだったり、泥酔している人はダメだよ。
で、
目的地が近いというのは乗車拒否の理由になりません。
実際にタクシー会社のサイトにも書いてありますよね。ワンメーター大歓迎! みたいに。
他にもよくユーチューブとかで爽やかなタクシードライバーがインタビュー形式でこたえている動画も見かけます。遠慮なく乗ってください! みたいに。
はい、もちろんそれは基本です。
ドライバーの本音としては
行き先の距離に関わらず遠慮なくタクシーを利用してください。
これが基本です。
ただ…。
それって正直、建前みたいなもの。
なぜかというと…
→気にせずタクシー乗りました。
→ドライバーに悪態つかれました。
→傷つきました…。
あれ? 話が違いますけど…。
実際はこういうことありますよね。
これはもう、しょうがないことだと思います。
なぜなら私たちタクシードライバーは人間なので感情があります。
人の感情なんていろいろ。
すべてのタクシードライバーが公式ページやユーチューブで紹介されたような爽やかな接客をするわけではありません。
行き先が長距離のお客さんが乗ってきたら、ドライバーはもちろんウレシイです。逆に行き先が近距離ならがっかりしてしまうこともあります。
そういったいろいろな感情をコントロールして常に爽やかな接客をするのって難しいというのが、正直なところです。
ただ、もちろん多くのドライバーは爽やか、とまではいかなくてもお客さんに不快感を与えないような普通の接客を心がけているとは思います。
つまりお客さんの側からしたら、タクシードライバーによって接客態度に多少振れ幅があることを予測しつつ遠慮なくタクシーを利用すればいいと思います。
乗る時にイヤな思いはしたくない

遠慮なく乗ってというけど、イヤな思いはしたくない。何かいい方法ないかしら?
そうなんですよね、結局話がもとに戻ってしまうんですよね。その上で、何かいい方法はないかということですよね。
とりあえず、2つの方法を紹介します。
- 物理的にリスク回避
- 精神的にリスク回避
物理的にリスク回避
- 大手タクシー会社を利用
- 流しのタクシーを利用
- 法人タクシーを利用
- 配車アプリを利用
大手タクシー会社を利用
大手タクシー会社は接客という点に力を入れている印象があります。近年では新卒採用を積極的に行っていますね。当然ながら社員教育の面でも充実したマニュアルが存在するのでしょう。
そういった点から比較的に安心してタクシーを利用できるのではないでしょうか。
東京都内では日本交通、国際自動車、帝都自動車、大和自動車あたりが大手タクシー会社と認識されています。
流しのタクシーを利用
タクシーを流している時にお客さんが乗ってくるとドライバーの気持ちとしては、
〇〇へ向かうついでだから、
となることが多いです。
こういう場合は短距離でもドライバーの心理的ダメージは少ないです。
逆に付け待ちのタクシーは長距離のお客さんを狙っている可能性が高いです。代表的なのは羽田空港や主要ターミナル駅のタクシー乗り場です。
法人タクシーを利用
一般論として個人タクシーは、良くも悪くも接客の振れ幅が大きいのではないでしょうか。
実際に個人タクシーを利用してクレームになったという話は法人タクシーのケースより多い気がします。
その理由は、法人タクシーは会社の看板を背負っているので心理的に制限されているからなのかなと思います。
つまり、法人タクシーは良くも悪くもなんですが、言いたいことが言えないということです。
配車アプリを利用
配車アプリではあらかじめ行き先を入力しておくことも可能です。
あらかじめ行き先を伝えておけば、もし仮にその配車を受けた瞬間ドライバーががっかりしたとしても、いざお客さんが乗るときにはドライバーの気持ちはある程度落ち着いています。
初対面で悪態つかれる、なんてことはないでしょう。
精神的にリスク回避
ワンメーター問題が起きる原因
そもそも行き先が近くでタクシーを利用するときにどうしてトラブルが起こるのでしょうか?
これは明らかです。
がっかり度合いが大きいときです。
つまり、行き先が長距離になることを期待してたのに短距離だった、こういう時にトラブルが起きやすいです。
例えば、羽田空港やホテル、ターミナル駅のタクシー乗り場とかです。
逆に短距離のタクシー利用が多いと思われる場面ではトラブル少ないです。
例えば、朝の通勤時間帯とか小さい駅のタクシー乗り場とかです。
ただ、基本タクシーはいつどこで利用しようがお客さんの自由です。羽田空港のタクシー乗り場から乗って、ワンメーターで降りても全く問題ないんです。
ドライバーの気持ちをいちいち伺っている暇なんてないでしょうし、その必要もありません。
過度な接客サービスを期待しない
そこでオススメの方法というか、アドバイスです。要は心の準備をとりあえずしておくのです。
タクシーに乗ったときに、このドライバーは悪態ついてくるだろうな、と。
まあ、ここまでマイナス思考である必要はないにしても、ある程度の心の防衛ラインは築いておくことをおすすめします。
実際にいるんです、敵対心むき出しで乗ってくる人。この人怒ってるのかな? と感じるような人が。
おそらくこういう人は、過去にタクシー関連でイヤな思いをしたんだろうな、なんて推測してしまいますね。もはや防衛ラインを通り越して心のミサイルを撃っている状態ですね。
ここまで極端な態度をされると、ドライバーとしても悲しくなりますけど。
まあ、タクシーに乗ったときにドライバーからイヤな態度されて傷ついてしまうような気の小さいお客さんは、逆にこれくらいの強い気持ちも必要なんじゃないかということです。
タクシードライバーの私がいうのも変ですが、タクシー業界はサービス業としてはまだまだレベルが低いような気がします。
こういったことを意識しておくだけでも、タクシーに乗ったときにドライバーからイヤな態度されたとしても心のダメージは少なくなると思います。
もっと気軽にタクシーを利用しよう
タクシーは電車やバスと違って一時的とはいえドライバーと密な関係になります。
ドライバーとお客さんでお互いに気持のやり取りがあるので気疲れする点もあるし、ときにはドライバーからイヤな顔をされることもあると思います。
でもその点については、何度もタクシーを使っているうちに慣れてくると思いますよ。
上に紹介した方法でリスク回避しつつタクシーに慣れていけばいいと思います。
タクシーは便利で快適な乗り物です。あなたの生活にもっとタクシー利用という選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。
コメント
タクシーの運転手さんで嫌な方に当たった事はないんです(*´`)
でもなんの業界でも上から目線だったり怒りを隠せない方はいますね(¯―¯٥)